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この道を選んだ理由 第一話
CAST
夜駆役:奏葉
左近役:蒼
編集:蒼
原作・台本:奏葉
小説はこちら
左近:うーーんっ(のび)気持ちいい風だ…
[SE:伸びをして、野原に倒れこむ左近。鳥の声、雲が流れる。 のんびりBGM]
左近:【空は晴天。雲一つなく、太陽がとてもまぶしい。……俺はこんな時間が大好きだ。
のんびりと空の顔が変わっていったり、雲が流れていったりするのを眺めて過ごす、……誰に邪魔される事なく。
静かでゆったりとした時間……。これほどの幸せがあるだろうか?】
【……それが偽りの幸せだと気づいたのは、それから直ぐの事だった。】
左近:ふぁ…(欠伸)……きもちぃ…
[ここでのんびりBGM消す?]
夜駆:なぁ!あんたオレと一緒に旅をしないか?(ひょこ)
左近:――――――っ!??
左近:【だっ・・・誰だ?
慌てて見開いた俺の目にはじめて映ったのは、さっき見た太陽よりも明るい笑顔。
…と、風に遊ぶ真っ青な晴天に透ける様な蒼髪が、太陽の下で明るく見えて……。
俺は一瞬で心を奪われていた……。
其れはまるで、モノクロがカラーに移り変わるかの如く……。】
左近:【……じゃ、なくて……。】
左近:……俺?
夜駆:うん!(こくこく)
左近:なんで…俺?
夜駆:ひまそうだったから!!(きっぱり即答)
[・・・・・・みたいなSEがあるといいなぁw]
左近:【まぁ、まて。とりあえず話を聞こうか…】
左近:とりあえずここに座れ
夜駆:んぁ?
左近:確かに暇そうには見えるかもしれないが…
夜駆:じゃあいいじゃんー
左近:話を聞けっ!
夜駆:むー(頬を膨らませる)
左近:…っ(頬が紅くなりそうで盛大に溜息を吐く)はぁ――――……。
だいたい名前も知らない奴と一緒には行けねぇよ…
夜駆:(身を乗り出して)オレ、夜駒っていうんだっ魔術師(マジシャン)を目指してる。
左近:ぉあっ!?
【ち、近い!】
ぉ……、俺は、左近。 ……聖職者(プリースト)を目指してる……。
夜駆:うん、知ってる……。
左近:ぇ……?何故知って(るんだ?)
夜駆:(被せて)これで、無問題だよな!(がばちょ)
[どさっ…と二人が野原の倒れる]
左近:ぅあっ! ・・・ ぁ、嗚呼…。
夜駆:本当!!?やぁったぁ!
左近:嗚呼…、わ、かったから…、どいてくれ。
夜駆:……どうしたの?
左近:いいから……、お、重いんだよ……。
夜駆:ぁ、ごめん……(離れた)
左近:いい……。
【……思わず、その細腰を抱きしめたくなってしまった……。
……って。何考えてるんだか……。】
夜駆:はい。(手を差し出している)
左近:……ぇ?
夜駆:そうと決まったら、手ぇ貸してやるから行こ?
……俺にはもう、時間が無いんだから……。
左近:何か、言ったか?
夜駆:ん? ううん♪なーんにも☆ さ、いこ!
左近:あ、嗚呼……。
夜駆:これからよろしく、左近♪
左近:【この出会いが、俺の人生を大きく変えた。
俺が、俺の歩む道を選ぶ、理由になったのだ。
だが、このときの俺には、そんなこと、到底知るはずもなく……。】
左近:嗚呼…、いい風だ……。
左近:【うっすらと、モノクロがカラーに変わった気がした。
今は、この僅かな幸せを感じよう。】
夜駆:さこー! はーやーくー(遠くから)
左近:嗚呼、今、行く。(くす、と笑うような)
[何かのBGMが流れていたら最後にSEで鳥の声とかあるといいねぇ]